スエズ運河座礁 日本への影響が驚愕!不足する物資は何か?

政治・経済
スエズ運河座礁

スエズ運河での大型コンテナ船エバーギブンの座礁による世界的な影響に関心が集まっています。

復旧までの日数が長引けば世界の物流に影響が大きく、当然日本への影響も大きくなります。

マクロでみた経済損失などの指標も気になりますが、ここでは日本での暮らしに直結する物資でこれから不足する物資は何かにフォーカスして調べてみました。

スエズ運河座礁 日本への影響が驚愕!

スエズ運河座礁トラブルの現状と今後の見通し

1日10億ドルの航路と呼ばれる世界の物流の大動脈で起きた事故だけに、今後の影響が気がかりだ。

3月28日現在でスエズ運河付近には150隻が足止め状態となっている。

台湾の海運会社エバーグリーン・マリンが運営する「エバー・ギブン」。全長400メートル、幅59メートルで、北上中に荒天に遭遇、船首部分が運河のへりに激突、座礁し、幅300メートルほどの運河をふさいだ状態となっている。

現地では必至の離礁作業が行われているが、エジプトのスエズ運河庁の発表では、復旧までに早くても数日、長ければ数週間かかるという見通しも伝えられている。

運航停止が長引けば、航路を大幅に変更してアフリカ南端の喜望峰を回らざるを得なくなり、物資の搬送に1週間程度余計な日数がかかることと、コンテナ不足から運賃が高騰して日本の製造業にも影響が出る恐れが大きいという。

スエズ運河座礁による経済的影響

世界の大手メディアは当然この問題を大きくとりあげているが、米メディア「ブルームバーグ」もグローバルに見た世界経済への影響を数字で表現している。

通常の1日でこの運河を通る石油や貨物の価値は、100億ドル(約1兆924億円)にものぼるという。

それが足止めされて高校不可能な日数が長引くほど100億ドル×日数分の経済損失となる。

代替ルートとしてはミナミアフリカの喜望峰を回るルートがあるものの、9650㎞の長丁場の旅になるため、こちらに変更するかどうかも大きな決断を要する。

追加の費用は巨額に上り、コンテナ船で運ぶべきものを空輸に切り替えた場合のコストも想像を絶する巨額に上る可能性が高い。

国際的な港湾都市の懸念材料も気がかりだ。

ベルギーのアントワープ港は、スエズ運河が動き出した後の混乱も懸念材料であるとしている。

スエズ運河開通後に動き出す船が増えることでアントワープ港は大混乱に陥る懸念を表明しており、これはアントワープ港だけの問題ではない。

「空コンテナ」の不足も大きな問題で、船が遅れて到着することで「空コンテナ」の不足が生じ、コンテナが足りてない地域への返送対応などで、海運会社にとっては予想していなかったコストがさらにかかってくるという。

スエズ運河座礁トラブルによりこれから不足する物資とは?

スエズ運河座礁で影響が大きい業界と不足する物資

スエズ運河座礁トラブルが起きて間もなく、早くも原油先物価格が上昇に転じている。

さらに、原油を使う代表的な製品としてガソリン代がじわじわと上昇に転じる可能性がある。

相変わらず海外旅行が盛んに行われる状況ではないため、影響はそれほど大きくないはずだが、原油価格の高騰は、航空運賃にもすぐ反映されるため、旅行費用の高騰につながる。

その他、オイル(原油)を使うことを前提とした産業や製品はコストアップが必至である。

例えば、オイル(原油)を使うことを前提とした代表的な製品はプラスティック製品であり、日本人の日常の暮らしへの影響が大きい。

また、スエズ運河で運ばれる物資に自動車、衣料品、家具といった大型の製品が多く、これらの物流にかかわる産業にも影響がある。

食料品も当然、物流の中枢を占めるため、かなりの食材を輸入に頼る日本でも、輸入食材の調達を懸念していると思われる。

スエズ運河座礁で懸念されるトイレットペーパーの品不足

グローバル企業であるスザノ・パペル・エ・セルロース社は80ヶ国を超える世界の製紙メーカーに、トイレットペーパーの製造に必要な広葉樹パルプを供給している。

この企業は世界におけるシェアの3分の1を握っているが、今回のスエズ運河座礁トラブルの影響を大きく受けた企業である。

同車のCEOは、今月の出荷量は減るという見通しを語り、今後の世界に与える影響は無視できなくなってきた。

この発表を受けて市場に再びトイレットペーパー危機説が浮上し、トイレットペーパー不足の情報が先行して飛び交うと買い占め等の問題が起こる可能性がある。

中国では既に複数のメディアがこの問題を報道しており、上海にある製紙メーカーが打撃を受けると伝えている。

日本としても無関係ではなく、今後の動向をウォッチしなければならない。

スエズ運河座礁トラブルの日本への影響&&不足する物資(まとめ)

スエズ運河での大型タンカー座礁トラブルは復旧に予想以上の日数がかかる懸念がある。

1日10億ドルの価値があるといわれる航路が足止め状態となることで、世界的に大きな影響が出始めている。

日本への影響とこれから日本で不足する可能性が高い物資について調べてみた。

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