スマホが水没したときに、あせって色々なことをやってはいけません。
まず、やってはいけないことは「電源を入れてみる」ことです。
これで永久に治らなくなるかもしれません。
では、スマホが水没したときにまずやってみるべき対応方法(応急処置)は何か、一番大切なことを伝えます。
また、電源が入らない、充電ができない等の症状から復活させるための方法もまとめました。
スマホ水没 対応方法(応急処置)はコレ!
先日、ツイッターで投稿されて話題になり、あっという間に拡散されてニュースにもなりましたが、スマホを水没させてしまったときの対応方法はコレです。
「水没したら電源は絶対に入れず、お米といっしょにジップロックに入れておく」
修理業者の立場から言うと…
この方法は正解です!
水没したら即電源切って、密封できる容器に生米と一緒にIN。
1日である程度は水分を吸収してくれます。でも完全に吸える訳じゃないし、内部で腐食やサビが発生するので、容器に入れたまますぐに修理店に持ってきてね。#iPhone水没#スマホ水没 https://t.co/c98WpU2XvE
— ロキ@雪ミクマークX【次展示イベント:12/26 静岡 シスフェス】 (@roki_ER34) December 16, 2021
この方法で完全に直ったケースも多数あるので、1日この方法で試してみて、完全に直らなかったら修理店に持っていく、という応急処置は、まずこれに限ります。
間違っても電源を入れてみることはしないようにしましょう。
米といっしょにジップロックに入れる前に電池パックやSDカードを抜いておくと良いです。
乾燥させたら直る確率も高いため、乾くまでは電源を入れないようにしてショートを防ぎます。
通電させて電源を入れようとすると修復不能になってデータも復元できなくなるかもしれません。
米の代わりに「乾燥剤」を使うこともできますが、入手に時間がかかる場合は応急処置になりません。
スマホ水没 復活方法まとめ
スマホ水没:電源が入らない
スマホが水没して平常心でいることは難しく、万一「電源を入れてみる」ことをやってしまった場合、そのままの状態では電源が入らないことが多いです。
そのときは、電池パックがはずせる機種なら外して、SDカード等も外しましょう。
それから米といっしょにジップロックに入れて放置すると、早ければ1日、長くても2~3日で回復することが多いです。
状況を見て完全に復活しない場合は修理店に持って行って事情を話しましょう。
スマホ水没:充電できない
スマホの充電器をさすところに水が漏れてしまっている場合は、「充電はできません」や「液体が検出されました」などの警告が表示される場合があります。
仮に充電ができる状態であっても、そのまま充電するとポートやケーブルのピンが腐食したり、損傷したりして、接続不良となり、スマホが正常に機能しなくなることもあり、危険性があります。
充電できる場合もできない場合も、水没したスマホは取扱い注意です。
応急処置としては、スマホの電源を切り、電池パック・SDカードを外すこと、水分をふき取って乾燥させることが必要ですが、このとき米といっしょにジップロックに入れて1~2日放置するとかなりの確率で復活します。
完全な復活ではないと思われる場合はやはり修理店に持っていく必要があります。
スマホ水没 対応方法(応急処置)・復活方法(まとめ)
スマホが水没したときに、何よりも大切な応急処置は電池パック(バッテリー)やSDカードを外しておくことです。
その後、米といっしょにジップロックに入れて放置することで復活できるケースが多いです。
米には乾燥剤と同じく水分を吸収する効果があります。