肌色が差別用語になるのはなぜ?ファミマのPB下着回収に学ぶ!

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ファミマで「はだいろ」表記のPB下着回収のニュースが報道されています。

日常暮らしているとあまり意識的に考えないことかもしれませんが、指摘されればなるほど今の時代ではセンシティブに考えなくてはならない問題なのかと思います。

「肌色」が差別用語問いわっるおはなぜなのか、またファミマのPB「はだいろ」下着回収から学ぶことについてとりあげてみました。

肌色が差別用語になるのはなぜ?

肌色は差別用語になるのか?

日本は国境が陸続きでなく海に囲まれているため、単一民族国家でした。

しかし、グローバルな時代を背景として日本に在住する外国籍の人たちも増え、様々な人種・国籍の人たちに遭遇する機会も増えてきています。

いまの時代に生きていれば、日本で生まれ育っても、「肌の色」は決して単一ではないことが分かると思います。

日本人やアジア人に特有の「薄橙色」ではない肌の持ち主も大勢いらっしゃるはずです。

日本人を中心とした「黄色人種」の肌の色をかつては「肌色」と言っていたのですね。

しかし、「薄橙色」ではない肌の色の持ち主が違和感を覚えたり、居心地の悪さを感じたりするのは好ましくないという理由から、名称として適切ではないと考えられ、他の名称に変わりました。

昔の色鉛筆やクレヨンの色の名前から「肌色」という名前がなくなり、「ペールオレンジ」や「薄橙(うすだいだい)」という名前ができたのです。

肌色が差別用語になるのはなぜ?

もともと、「肌色」という用語が差別用語だったわけではありませんが、正式に名称としてなくなった歴史的背景があります。

クレヨンや絵の具などで「肌色」の名称がなくなりそうだ。

国家人権委員会(金昌国委員長)は1日、クレヨンや絵の具の特定色を「肌色」に命名したのは、憲法第11条の平等権を侵害したものだとして、技術標準院に韓国産業規格(KS)を改正するよう勧告したと明らかにした。

人権委は「技術標準院が定めた『肌色』という名は、黄色人種でない人種に対し、合理的な理由なく憲法が保障する平等権を侵害する余地があり、人種と肌の色に対する差別的認識を拡大しかねない」と説明した。

1967年に技術標準院が韓国産業規格を定める際、日本の工業規格上の色名を翻訳する過程で、黄色人種の肌の色と似た色を「肌色」に命名し、クレヨンメーカーもこれに従って製品にそのまま表記した。

ガーナ人のコビディックソンさん(34)など外国人4人と『城南(ソンナム)外国人労働者の家』の金へソン牧師は去年11月、黄色人種と似た特定色を「肌色」と表記するのは、黄色人種と肌の色が異なる人々に対する差別行為を助長するとし、技術標準院長と3つのクレヨンメーカーを相手に人権委に陳情していた。

                                      引用:2002年8月1日 東亜日報

国家人権委が「肌色」を人種差別用語として名称改正を勧告した経緯があったのですね。

ファミマのPB下着回収に学ぶ

ファミマの「はだいろ」表記のPB下着回収

コンビニのファミリーマートは、3月26日 新発売のプライベートブランドの衣料品の色の表記で不適切な表現があったとして、店舗から回収の対応をとったことが分かりました。

具体的には女性向けの下着で「はだいろ」と記したものが社員や加盟店から不適切ではないかと指摘する意見に答えたものでした。

ファミマによると、関西地区で先行販売した際は「ベージュ」という表記だったのが、全国展開する際に、幅広い層への受け入れを狙って「はだいろ」に変えたということです。

ファミマの「はだいろ」表記のPB下着回収から学ぶこと

ファミマは、新製品を改めて「ベージュ」という表記に改めて発売し直すそうです。

このニュースが出たときには既に、一般消費者からも数多くのコメントが寄せられていて、なかには差別用語であることをファミマともあろうものが知らなかったのかと指摘する声も出ていました。

また、新製品として世に出る前に事前防止できなかったチェックの甘さを指摘する声もありました。

女性向けのキャミソールやショーツなど3種類で、色の表記を「はだいろ」としていたものは計22万5000枚も売り出していたそうです。

その製品を全て店舗から回収し、表記名を変えて発売し直す手間とコストは大変なものであると想像できます。

ファミマでは当然、再発防止とチェック体制の強化、社員教育の徹底を打ち出しています。

しかし、このことは決して他人事ではなく、教育の現場で自動・生徒に「教える立場の方々、企業活動における新製品開発のネーミングにあたっても、そこまで気をつけなかえrrばならない、センシティブな問題であることです。

また、個人的な発言をSNS等で発信しやすい一般の人にとっても学ぶべきところがあるニュースだったように思います。

肌色が差別用語になるのはなぜか?:ファミマのPB下着回収から学ぶこと(まとめ)

肌色という色を表す用語がなぜ差別用語と言われるのか、その理由を調べてみた。

また、ファミマの新製品で「はだいろ」表記の下着を発売後に店舗から回収せざるを得なくなった事態を踏まえ、そこから学べることを考えてみた。

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