岸田文雄首相は広島出身で、自他ともに認める広島カープファンである。
高校は東大進学率No1の開成高校出身だが、高校時代には野球部に属しており、カープファンとしてのルーツも開成高校時代にあることを明らかにしてみた。
また、政界入りしてからも広島カープと親密な関係にあり、外務大臣時代には始球式にも出た。
首相になってから注目されているのが、カープ女子の最大多数の意見を尊重し、黒田博樹監督誕生を側面からヘルプするようで、その真相もレポートしてみた。
岸田文雄首相(広島出身)の高校時代が広島ファンのルーツ
岸田文雄首相は広島出身か?
簡単にwiki風プロフィールをまとめてみる。
岸田文雄氏の出生地は東京都渋谷区であり、広島の生まれではない。
ただし、父は広島出身の通産官僚だった岸田文武、そして岸田家は広島の一族であるため、広島出身として知られている。
生年月日:1957年7月29日(64歳)
父親の教育方針もあり、東京の渋谷で生まれ東京で育った。一家は毎年夏に広島に文雄を連れて帰省し、文雄は広島原爆の被爆者たちから当時の話を聞いた。
学歴:開成高校→早稲田大学法学部→早稲田大学大学院法学研究科
身長・体重:身長173㎝ 体重65㎏
血液型:AB型
岸田文雄首相の高校時代が広島ファンのルーツ
開成高校時代の岸田文雄氏は、東大進学が当たり前のハイレベルな学校で中くらいの成績だったため、野球部に入って野球に打ち込んだ。
東大目指して2年浪人したが、現役のときと1浪のときは東大しか受験しなかった。
2浪で早稲田大学に進学したが、政治家になったいまでも開成高校時代と野球部の話題が強く思い出に残っている。
同じ東京にいた高橋義彦氏は後に広島カープに入団して大活躍するが、その高橋義彦氏と高校時代対戦したことを今でも誇りにしている。
高1の時、野球部レギュラーで「東京都の秋の新人戦で試合をしたことがあります」と、高橋慶彦氏(63)とのエピソードを明かした。「ウチの高校は弱く、向こうはエースだから全然投げてもらえない。控え投手が投げるんだけど、5回裏まで9対0で負けていて、確か高橋にホームランを打たれてコールド負けしました。会ったことも話したこともないけど、印象深いです」と話した。
引用元:日刊スポーツ
岸田氏は相殺になったいまでも、広島カープで思い入れのある選手として「好きな選手は鉄人・衣笠(祥雄氏)、印象に残っているのは高橋慶彦」と名前を挙げ、広島カープファンであることを公にする。
広島出身の一族として広島との接点のある人物だが、広島カープファンとしてのルーツは開成高校時代にあるのではないだろうか。
1974年高橋義彦率いる上西高校と対戦し、その翌年、1975年高橋義彦は4番投手で甲子園に出場し、岸田氏は赤ヘルに変わった古葉監督のカープが初優勝に邁進する姿に熱狂していた。
岸田文雄首相が黒田博樹監督を誕生させる?
岸田外務大臣時代もカープファン
岸田氏は父・衆議院議員岸田文武の秘書を務め、初当選して正解入りするときも広島1区から出馬している。
1975年と言えば、岸田氏はまだ開成高校在校中だった。この年、赤ヘル軍団広島カープは初優勝を遂げた。
その優勝決定の試合となったのは当時の後楽園球場での巨人戦だった。
そのときに、岸田文雄氏は後楽園球場のレフト側ジャンボスタンドでカープの応援をしていた。
政界入りしてからも、相変わらずカープファンで、外務大臣医大にはマツダスタジアムで始球式に出たこともある。
緒方監督率いる広島カープがが25年ぶり優勝を飾った2016年3月に始球式に登場していた。
広島の黄金期幕開けとなった2016年、開幕第3戦の3月27日DeNA戦で始球式のマウンドに上がった。捕手は広島・松井一実市長が務め、大きく振りかぶった投球フォームから、山なりのノーバウンド投球を披露した。 同年4月に広島で開催された「G7広島外相会合」を前に、各国の外相が広島を訪れることと、世界に向けて平和のメッセージを訴える意味を込めて1球を投じた。 G7の背番号を刺しゅうしたカープのホーム用ユニホームを着用してマウンドでのパフォーマンス。大歓声を浴び「緊張しました。気持ちのこもった球を投げることができました」と、笑顔で振り返っていた。
引用元:ヤフーニュース
総裁選のときもカープ黒田の背番号15のユニフォームを着こんだり、並々ならぬカープファンである。
日本一という目標があり、逆境に負けない姿を自らの政治信条とダブらせているかのようだ。
岸田文雄首相がカープ黒田監督を誕生させる?
岸田文雄氏が総裁になってから、広島ファン首相であることを見込んで、広島県人や広島カープファンから様々な陳情が持ち込まれているという。
佐々岡監督のカープが今年優勝候補にもあげられながら振るわなかったことから、監督交代の人事にかかわる陳情もある。
「カープ女子」とい呼ばれる女性ファン中心に最も人気が高いのが黒田博樹氏であり、黒田博樹氏をカープの監督にしたい、というカープファンの熱心な声が岸田首相に届けられている。
岸田首相の方からカープの松田オーナーに直接働きかけることは、野党議員の批判を招く危険性もあり、可能性は低いと思う。
しかし、これだけ長い期間カープファンを高原してきた人物が日本のトップについたことで、カープファンの最大多数の声を集約して発信し続ければ、非常にパワフルなバックアップになると思われる。
岸田首相の方では、「人の話をよく聞く」自分の特性をカープファンの1人として発揮し、支持率アップに結びつけたいという気持ちもある。
いずれにしても、これから岸田首相が黒田監督誕生を望むカープファンを代弁してどのような行動に出るか、大変興味深い。
岸田文雄首相のカープファンのルーツは高校時代/黒田監督誕生をバックアップ?(まとめ)
広島出身と言われる岸田文雄首相の生い立ちやプロフィールからとりあげ、カープファンとしてのルーツは開成高校野球部時代に高橋義彦氏との対戦、その後の在京ながらカープファンに傾斜していく過程にあると分析した。
また、カープファンぶりは政界入りしても変わらず、外務大臣時代の始球式出席のエピソードや相殺になってからの黒田博樹監督誕生バックアップの動きもとりあげてみた。
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