松本杏奈さんのスタンフォード大学ストレート合格がどれだけ困難な偉業か分かりやすく解説

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徳島の女子高生の松本杏奈さんがアメリカの名門校スタンフォード大学にストレート合格したことが大きな話題になっています。

普通の日本人には極めて難しいことは伝えられても、どれだけ大変なことなのかはいまひとつ分かりません。

そこを具体的に、数字も使って松本杏奈さんが成し遂げたことはどれほどの偉業だったのかを分かりやすく解説してみました。

松本杏奈さんを知る

松本杏奈さんは徳島文理高校を今年卒業し、スタンフォード大学はじめ海外の名門校6校にストレート合格した人です。

スタンフォード大学、カリフォルニア大学バークレー校、カリフォルニア大学サンタ・バーバラ校といったアメリカの名門大学ばかりです。

徳島文理高校は偏差値68の優秀な学校で、そこをトップクラスで卒業するだけでは難しいとするならば、スタンフォード大学合格はどれほど難しいことなのか明らかにしていきます。

スタンフォード大学合格の6つの要件とは?

①学校の成績GPA

煩雑になるため詳細な説明は省きますが、学校の成績を表すGPA は3.195以上とされていて、この数値は偏差値に置き換えると最低80以上になるそうです。

成績優秀なだけでは不十分ですが、前提条件として学校の成績が偏差値80レベルでなければ門前払いで競争のスタートラインにすらたてません。

②共通テストSAT  ACT

数字と英語の共通テストで、スタンフォード合格者レベルの平均はSAT なら1600点満点中1480点、ACT なら、36点満点中33~34点となっています。

③英語テストTOEFL スコア

日本ではTOEIC がさかんですが、日常会話やビジネスシーンが中心の設問です。

しかも4択の記号問題ですから点数と実力に乖離があることもあります。

これに対してTOEFL は英語圏のアメリカやカナダの大学や大学院で学業を修める英語の力があるかどうかをみる留学生向きの試験で、日常の話題ではなく学術的なテーマからの出題です。

リスニング、スピーキング、リーディング、ライティングもれなくテストされ、120点満点中100点以上のレベルが要求され、比較するとTOEIC 800点より難しいようです。

④課外活動

生徒会やボランティア活動、或いは

有名なNPO のインターン経験にも積極的に参加したかが問われます。

ちなみに松本杏奈さんの場合は、アジアの高校生による科学の合宿に参加しています。

その後、国立情報科学研究所のプログラムで、触角を用いて目や耳の不自由な人に情報を伝えられるハードウェア機器の研究を行いました。

さらに、海洋プラスチック問題の解決策を全国の高校生が探る企画を運営したりしています。

興味や関心の対象をアピールし、専門分野として理系を選んでいることの根拠もしっかりアピールできています。

⑤エッセイ

入学時に課せられる小論文です。

課外活動について触れる場合は、そこから得た経験や価値観を論理的にアピールできることが大切です。

起承転結の構成や論理性が重視されるのは日本でも変わらないはずですが、アメリカの場合はそこにこの人物は必要な人材だと思わせる自己アピールができていなければなりません。

また、自分の選びたい専門分野と連動していれば強みになります。

そこから得た価値観や経験、さらに専門分野でどう活かすのかを述べて、スタンフォードというコミュニティーにどういうメリットがあるのかということまで問われています。

その辺りはプラグマティックでアメリカ的です。

⑥推薦状

教員2名とスクールカウンセラー1名、合計3名の推薦状も求められています。

複数の専門家から人物についての高い評価も求められています。

松本杏奈さんが越えたハードル

松本杏奈さんの実現した夢は素晴らしく、どんなに称えても称え過ぎはありません。

しかし、現実には松本杏奈さんの前に立ちはだかっていた固定観念的な社会常識が真実とも言えます。

松本安奈さんがスタンフォード大学はじめアメリカの大学進学の希望を高校側に相談したとき、それがいかに無理で無謀な企てであるかという固定観念をこれでもかと叩き込まれました。

女子だから理系に向いていないとか、物理はやめとけとか、そんなことでは結婚できないとか、性差別ともとれる社会通念の押しつけがあったのです。

確かに学校側の主張も当たっていて、現役の高校生がストレートに海外の有名大学に入るのは難しい、という価値観は確率論的には大多数の人に当てはまります。

松本杏奈さんは見事に覆してみせました。

普通は高卒で、スタンフォードと同じコミュニティーのカレッジで単位を取りながら段階的に入るのが正攻法と言われます。

しかし、松本杏奈さんはその段階を飛び級でストレート合格してしまっています。

それ以外にも、「女子は体力がないから理数系に向かない」とか「女に物理は向いてない」といった社会常識を自分の力で覆し、やれはできることを証明したのは偉業だと思います。

同じ夢を持つ理系女子には限りない励みとなるでしょう。

まとめ

松本杏奈さんがスタンフォード大学ストレート合格がどれだけすごいことかを具体的に分かりやすく説明してみました。

松本杏奈さんが越えたハードルもクラスにどんな偉業だったかを述べてみました。

 

 

 

 

 

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