伝説的スラッガーとして広島カープで活躍した前田智徳氏の息子・前田晃宏が注目されている。
前田晃宏は現在、慶応高校のエース投手として進路も注目されているが、プロのスカウトも熱い視線を注ぐ逸材である。
前田晃宏投手のプロフィールにふれながら、「天才の子はやはり天才」と納得できる潜在能力のエピソードもとりあげる。
前田智徳の息子 慶応・前田晃宏のプロフィールは?
前田晃宏の父・前田智徳は天才打者
前田智徳氏は熊本県玉名市出身
プロでは広島カープで活躍したが、野球に関しては絶対に妥協しない「求道者」のような姿勢を貫き「孤高の天才」の異名をとった。
広島カープでは伝説のスラッガーとして活躍し、レジェンドのような存在だった。
史上唯一の三冠王を3度獲得した落合博満も認めた天才打者が前田智徳で「理想の打撃フォーム」と讃えた。
落合博満が認めた「天才」はあのイチローと前田智徳の2人だけである。
前田智徳の息子 慶応・前田晃宏のプロフィール
名前:前田晃宏(まえだ あきひろ)
生年月日:2003年8月15日
出身:広島県
身長・体重:168㎝ 73㎏
投打:右投げ右打ち
ポジション:投手
出身校:広島市立牛田中学校→慶應義塾高校
前田晃宏の母と兄妹
前田晃宏投手の母は西岡英美さんで元・フリーアナウンサー
2001年3月7日に前田智徳氏と結婚している。
西岡英美さんはアメリカの高校を卒業した帰国子女で語学堪能、東京女子大英文科を卒業している。
前田浩由(ひろよし)さんという兄がいて、野球はやっていないが、広島の修道学園から早稲田大学商学部に進学している。
ネットで「前田智徳 息子」と検索すると「修道学園」「早稲田」という関連キーワードが出るが、これは兄の関連ワードである。
妹もいて、前田菜々子(ななこ)さんという小学生。
前田智徳ファミリーの子供たちはみなかわいいと評判になった。
ドラフト候補・前田晃宏の潜在能力がすごい!
小中学時代の前田晃宏
前田晃宏投手は小学生から野球をはじめ、野球との係わりは広島の安佐クラブに加入したことだった。
広島の少年野球チーム安佐クラブの山田重夫監督は「彼がうちのチームに入ったのは、小学校4年じゃった。グラウンドでの身のこなしを見た瞬間、天才だと直感したよ。ピッチャーとショート、キャッチャーの3つのポジションをやらせたけど、どのプレーを見てもずば抜けている。全身がバネのようで、マウンドでのバッターとの駆け引きも小学生離れしとった」と語っている。
小学校4年にして「天才」を感じさせるセンスや身のこなしを身に着けていたことがわかる。
小学6年生からは広島カープジュニア(広島カープ直属の下部チーム)に所属し、キャプテンをつとめていた。
NPB12球団ジュニアトーナメントに出場し、投手として活躍している。
中学時代は広島ボーイズに在籍し、3年のときに野茂英雄が全国から才能ある選手を集めるNOMOジャパンの一員にも選ばれ、アメリカ遠征も経験している。
慶應高校のエース・前田晃宏の潜在能力がすごい!
天才打者・前田智徳氏のDNAを受け継いでいるというだけで比較されがちだが、本人も比較に耐える資質を備え、「超」がつくほどの野球エリートとして、将来を嘱望されている。
慶応では1年秋からベンチ入りし2年秋からエース。50メートル6秒0。1メートル76、74キロ。
体は小柄ながら、身のこなしとセンスは図抜けている。
ストレートの球速は138キロだが、まだまだ発展途上で伸びしろを感じさせる。
慶應義塾が標榜する「THINKING BSEBALL」を体現する存在で、打者の体がのけぞってしまうといわれるチェンジアップ等の変化球を駆使しながら頭脳的な配球ができている。
高校卒業時には間違いなくプロ野球のドラフト候補と目され、その進路が注目される。
2022年 前田晃宏の歩み
5月30日 東京6大学野球フレッシュトーナメントの慶大対法大の試合で前田智徳氏の次男、慶大一年生・晃宏投手が神宮デビューを果たした。
3-4で迎えた7回1死一塁で3番手としてマウンドへ。遊直併殺で無失点に抑え、追加点を与えなかった。
試合は4対4に終わったが、追加点を与えなかったのは評価できる。
チーム内に清原和博氏の長男で一塁手の清原正吾内野手(2年生)がいて、よく話すという。
前田智徳の息子・前田晃宏のプロフィール/ドラフト候補の潜在能力(まとめ)
孤高の天才打者と言われた前田智徳氏の息子・前田晃宏投手をとりあげ記事にした。
前田晃宏投手のプロフィール、小学生時代から非凡なセンスの持ち主でドラフト候補のすごい潜在能力の持ち主であることも、経歴から明らかにした。