ソフトバンクホークス2022監督は誰?工藤監督辞任後の候補者を調査!

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福岡ソフトバンク 工藤監督

リーグ優勝と日本一を争う常連だった強豪チームの福岡ソフトバンクホークスが今季波にのれず、優勝どころかクライマックスシリーズも厳しいところで低迷している。

そのさ中、工藤監督が今季限りで辞任することが10月9日に発表された。

就任から過去6年で日本一5度と実績充分の工藤監督の後を引き継ぐ監督候補者は誰になるかを予想し、福岡ソフトバンクホークスの2022年を率いる監督候補者名とその理由を上げてみた。

工藤監督辞任を招いた問題と辞任後の候補者

工藤監督辞任を招いた小久保ヘッドとの「二刀流」問題

工藤監督の就任から6年間で日本一5回の実績は申し分ないが、いささか「常勝するのが当たり前」と考えているファンも優勝が遠ざかるにしたがって大きな批判の声をあげるようになった。

今シーズンからヘッドコーチに就任し、選手の起用も含めた攻撃面の采配を一任されている小久保裕紀氏と工藤監督との「二刀流」体制に入ってからチームの打撃成績が特に振るわないのだ。

防御率がリーグ1位の投手陣は問題ないが、低迷している原因は「貧打」であり、小久保ヘッドの采配に問題があると見る向きも増えてきた。

小久保ヘッドはベテランに気を使いすぎるあまり、どんなに不調でも松田宣浩(38)や今宮健太(29)らをスタメンから外さない。

このため、若手と併用しながら世代交代を進めるということができておらず、来シーズンに向けてもチームに大きな課題を残すかたちとなっている。

王会長が小久保ヘッドを次期監督として育てようとして“二頭体制”を敷いたことが、チーム弱体化の要因となったと考えられるのだ。

しかし、チームが優勝できない、Aクラス入りも覚束ないという結果に対して「責任を取るのは監督」と考えて、工藤監督は辞意を固めたに違いない。

工藤監督辞任後の監督候補者

工藤監督は当初、攻撃のオーダーや作戦面に関しては小久保ヘッドに一任していた。

昨年は工藤監督が選手の状態を見ながら100通り以上のオーダーを組んだが、今季のオーダーに関しては、侍ジャパンの監督経験者でもあり、王会長の意向を受けてヘッドコーチになっている小久保ヘッドにいつまでも采配を一任しすぎたことが結果を残せなかった要因になっている可能性が高い。

工藤監督が打線のてこ入れに乗り出したときは既に遅かったと言われている。

2013年以来のBクラスに沈むのは避けられない状況となれば、監督交代は必至だと言われていたが、そのさ中、工藤監督の辞意表明が伝えられ、現実に監督交代にのりだす必要に迫られている。

これまで球団内部では監督を見据えてヘッドコーチに就任した小久保氏をいきなり監督にするのは早いという意見が必ず出てくる。

工藤監督にあと1年続投させ、小久保氏と会長付特別アドバイザーを務めるOBの城島健司氏を天秤にかける、という案も浮上していたというが、その杏も修正を迫られる。

次章では、2022年のソフトバンクホークスの監督候補者として球団内部や専門家、マスコミなどから名前が上がっている主要な「監督候補者名」と「候補にあがっている理由」をみていくことにしたい。

ソフトバンクホークス2022監督は誰?

ソフトバンクホークス監督候補①:小久保裕紀ヘッドコーチ

小久保裕紀氏をヘッドコーチとして入閣させたのは王会長の「帝王学」という話もある一方で、球団フロント内部で小久保氏を強く推す声があったとも言われている。

侍ジャパンの監督経験と実績もあり、チーム事情を最も把握できていることから、通常の状態であれば小久保氏を内部昇格させるのが最も自然な人事と言える。

しかし、チームが「通常の状態」ではなく、小久保ヘッドになってからチームの打撃成績が低下していることから、小久保氏の監督就任は時期尚早として見送られることも考えられる。

ソフトバンクホークス監督候補②:平石洋介打撃コーチ

チームの内部昇格としては、平石洋介一軍打撃コーチの名前も候補に挙がっている。

打線のてこ入れに主眼をおきながらチームのマネジメントもできる人材として白羽の矢を立てられることは十分考えられる。

東北楽天ゴールデンイーグルズの出身者で、2019年には生え抜きでは初めて楽天の監督を務めた経験者である。

翌年2020年ソフトバンクから招聘されて福岡ソフトバンクホークスの一軍打撃兼野手総合コーチに就任。

監督退任の翌年に他球団のコーチを務めるケースは珍しいが、その指導力は高く評価されている。

昨年の打撃は1軍打撃コーチの平石氏に任せて上手く機能していたところから、監督抜擢もあり得ると考えられる。

ソフトバンクホークス監督候補③:城島健司アドバイザー

城島健司氏も監督候補者の1人と言える。引退後しばらくプロ野球から離れて活動していたが、王貞治会長から直々のオファーがあって、ソフトバンクのアドバイザーに就任した。

2020年より福岡ソフトバンクホークス球団会長付特別アドバイザーに就任して、ソフトバンク内の人物ではあるが、野球の現場から長く遠ざかっているため、2022年いきなり監督は難しいかもしれない。

しかし、王会長は城島氏にも監督になってほしい意向があり、球団内部にも小久保氏と並んで城島氏を監督・コーチとして現場も見てもらいたい人材とみているところから、監督の可能性を秘めた人物の1人と言える。

ソフトバンクホークス監督候補④:秋山幸二氏

外部からの招聘でファンから熱い視線を注がれているのがかつてのソフトバンク監督経験もある秋山幸二氏である。

ソフトバンクではチームが最下位に終わった08年オフ、王監督(現ソフトバンク球団会長)から禅譲され、一軍チーフコーチから昇格。

監督1年目の翌09年にチームを3位に浮上させると、14年に退任するまでの6年間で3度のリーグ優勝、2度の日本一を達成した。

「日本一監督」で退任して史上2人目と話題になった。

監督時代は長谷川勇也・明石健志・柳田悠岐・中村晃・今宮健太らを育てた実績もある。

退任理由は闘病中だった妻の介護であり、家庭の事情だったためであり、成績不振による退団ではなかったことから、その指導力に再び期待が集まっている。

福岡の家をもっていることも監督を引き受ける障壁も少ないと考えられる。

ただし、秋山幸二氏は西武OBでもあり、今季不振だった西武からも監督のオファーが考えられるため、ソフトバンクと西武両方から引き抜き合戦というシナリオも考えられる。

10月6日の楽天線戦で0-5で敗れたときは、西日本スポーツ評論家としての立場からソフトバンクに熱いコメントを送っている。

自力でのCS進出が消えたことを、選手が考える必要はない。今後の結果次第で復活する可能性があるし、巻き返しへの作戦や采配などを考えるのは監督やベンチの仕事。実際にプレーする選手は自分が今やるべきことを把握して、目の前の試合に集中してほしい。

残り14試合でいかにCS圏の3位に入るか。3位楽天との4ゲーム差をどう縮めるか。そのためには目の前の試合、プレーに集中するしかない。選手はその点をシンプルに考えるべきだ。今は伸び伸びとプレーできていない感じがする。窮屈なところも見える。

楽天には終盤にリードを広げられた。8回に登板したモイネロに対する粘りには目を見張らされた。その結果が大きな追加点となった。一方、7回以降はヒットが出なかったホークスの攻撃は淡泊に映った。目の前の「1打席」をもう少し大切にしてほしかった。

私が監督時代に逆転優勝した2010年は、選手が力を発揮できる準備を整えることに専念した。打席やマウンドなどで動きやすくすることが一番だし、選手がその気にならないと勝負はできない。7日以降も試合は続く。自分たちの野球をやり抜いてほしい。(西日本スポーツ評論家)

引用元:西日本スポーツ

工藤監督の辞任事情とソフトバンクホークス2022年監督候補者 (まとめ)

今季のソフトバンクは当初から工藤監督と小久保ヘッドコーチの「二頭体制」を敷いたことで、特に打撃面で不振を極め、チームの弱体化を招いたと言える。

優勝の可能性が経たれAクラス入りも絶望的になったことで、工藤監督の辞任が発表された。

2022年のソフトバンクホークス監督候補者の名前と候補にあがる理由をまとめてみた。

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