清宮幸太郎が村上宗隆になれない理由は?決定的な違いはここ!

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清宮幸太郎と村上宗隆

将来を嘱望された高校生スラッガーが続々とプロ野球に入団した2017年に「清宮世代」というトレンド用語まで生みだし、注目度No.1だった清宮幸太郎が伸び悩んでいる。

一方、プロ入りしてから立場を逆転させ今やヤクルトの4番に君臨するまでに成長した村上宗隆の活躍ぶりが対照的である。

村上宗隆の現在の活躍ぶりに本来清宮幸太郎のあるべき姿をだぶらせて見る人たちも一定数いるのは間違いない。

清宮幸太郎はなぜ伸び悩んでいるのか、清宮幸太郎はなぜ村上宗隆になれないのか、歯がゆい思いで見ている人も多く、その理由を分析してみた。

また、このまま2人の差は埋まらないとすれば、清宮幸太郎と村上宗隆の決定的な違いはどこにあるかもネット上の野球関係者の声を分析し考えてみた。

清宮幸太郎が村上宗隆になれない理由は?

プロ入りするまでの清宮幸太郎の成績と評価の凄さ!

清宮幸太郎はまさに球界のサラブレッドと言ってもいい華やかな経歴を誇っていた。

ラグビー界の名将・克幸氏を父に持ち、リトルリーグ世界一に輝いたジュニア期から注目を浴びてきた。

2012年のリトルリーグ世界選手権での投打にわたる活躍ぶりから、米メディアは「和製ベーブルース」と報道した。

早実に進むと1年生からレギュラーを張り、2年生で主将をつとめ、高校通算111本塁打は史上最多記録で、高校公式戦には通算70試合の出場で247打数100安打、打率.405、29本塁打、95打点。

2017年には高校生最多タイとなる7球団からのドラフト1位指名。

間違いなく日本ハム入団時までは同世代のトップランナーだった。

清宮幸太郎が村上宗隆になれない理由

日本ハムの清宮幸太郎とヤクルトの村上宗隆は同学年で2017年のドラフト会議を経た同期。

ともにドラフト1位指名だったが、村上は清宮のはずれ㋑という立場だった。

現在では立場も年俸も逆転してしまった2人だが、村上の順風満帆ぶりに対し、清宮が伸び悩んでいった2人の違いはどこにあったのか?

まず、清宮幸太郎は度重なる故障と怪我に悩まされた。

1年目、シーズン前の3月に腹膜炎を発症して入院して出ばなをくじかれた。5月にプロ初本塁打を放つなど一定の存在感を披露したものの、53試合の出場で打率2割、7本塁打で終わった。

2年目も3月にけが。今度は右手首付近を骨折し、骨片を取り除く手術を受けた。ファウルを打った際に痛めたというあっけないもので、出遅れを余儀なくされた。81試合に出場と増えたが、打率2割4厘。

10月には右肘を手術と入団2年目を終わっても、故障や怪我の影響や後遺症との闘いを余儀なくされた。

一方の村上宗隆は「無事これ名馬」の言葉を地で行くように大きなけがや故障はなかった。

もう1つ球界関係者の話によると、2人の性格の違いも影響しているという。

素質という点では遜色のなかった村上と清宮になぜ、ここまで差がついたのか。理由はいろいろあるでしょうが、ひとつには性格がある。野球に取り組む姿勢と言ってもいい。村上の1年目、二軍で今もチーム内で語り草になっている“ノック事件”があった。真夏に2時間のノックを受けた村上は、途中であさっての方向に送球したり、カゴにボールを投げつけたり、明らかに反抗的な態度をとった揚げ句、最後まで食らいつきながらも『なんでこんな理不尽な練習をしなくちゃいけないんですか!』とコーチに食ってかかったのです。夏場にあえて追い込むことで身につく体力、精神力があると諭され、コーチに謝罪したそうですが、そういう気の強さというか芯の強さは決してマイナスじゃない。他方、清宮は素直でいい子すぎるという評価がずっと変わっていない。やれと言われたことはやるが、それ以上はやらない。自己主張や貪欲さがなく、のんびりとしている。そんな性格の差も大きい」

引用元:ヤフーニュース

村上のコーチにも食ってかかる反抗的態度は良い意味での反骨精神の現れ、納得できないことは自分で確かめ、自分で納得できたことはその後取り入れていって成長の糧にもなっていることが分かる。

一方、清宮の場合は「素直さ」という美点を持ちながら、「指示待ち族」のように言われたことには反抗せず、言われないことはやらないという消極性となってしまい、「素直さ」を成長に行かせていないのではないか?

清宮幸太郎と村上宗隆の決定的な違いはここ!

チーム事情の違い:監督の覚悟と育成方針

村上宗隆が在籍しているヤクルトは首尾一貫した育成方針をとっている。

村上宗隆は「将来の主砲」として育てると決め、1年目はずっと2軍で鍛えて1軍に上げることはなかった。

体力と守備力、走力の強化と並行し、チーム最多の98試合427打席を与え、「三振はOK」の方針を徹底。84三振を喫したが、「フルスイングをしよう」と長所を伸ばすことに徹した。

2年目の村上も36本塁打をきろくしてブレークしたものの守備で失策が多く、三振もリーグ最多と欠点も顕著だったにもかかわらず、当時の小川淳司監督は全試合に村上を起用し、育てながら使う育成方針がブレなかった点は注目に値する。

清宮幸太郎が在籍した日本ハムは本来、選手育成に関しては12球団トップクラスのシステムを構築していたのに、清宮に関しては一貫しなかった。

栗山英樹監督が手元に置いておくことを望んだこともあって、1軍にはいても結果が出ないとすぐにスタメン落ちや2軍降格など、一貫性を欠いていた。

2021年は清宮は故障がないにも拘わらず1軍にはお呼びがかからないまま村上とは大差がついてしまった印象だ。

現状としての技術力の違い

プロ野球関係者の間のネット情報を分析すると、清宮幸太郎は高校時代より打てるゾーンが狭くなり、凄みがなくなっている、つまり「退化」しているという。

今はインコースがさばけず、アウトコースも体が開いてしまって、高い確率で凡退する。

ツボにはまれば長打が出るが、打てるポイントが限られていることからその確率は低いという。

つまり、相手投手から見れば怖さを感じず、攻めやすいことになる。

それと対極にあるのが村上宗隆である。

ヤクルトで4番を打つ現在、好調時は相手投手も投げるコースがないほどヒットゾーンが広い。

2019年に躍進し、それまでは三振も多くインコースに落としておけば良かったのに、シーズン途中から肘を畳んで内角を打てるようになったと評価されている。

スイングスピードの速さと桁外れの飛距離が特徴で逆方向への長打力を備えた現在は技術に裏づけられた風格と威圧感が増している。

元・日本ハム二軍監督で解説者の田中幸雄氏もこう指摘する。

清宮の抱える課題は、打球方向からもうかがえると田中氏は言う。

「体重移動を見ていると、引っ張り傾向に見えます。全部ライト方向に引っ張って打とうとしているように感じますね。インコースはポイントさえわかれば軽く振っても飛んでいくと思うので、思い切り振って左中間に強い打球を打ち返すことに取り組んでいくべきだと思います」

大谷翔平(エンゼルス)や柳田悠岐(ソフトバンク)のように、日米を代表する左の強打者は左中間に強い打球を飛ばすことができる。村上や安田にも共通する持ち味だ。

引用元:Web Sportiva

清宮の更生ポイントは筋力トレや走り込みによる下半身の強化で打撃の「穴」を少なくしていくことだという。

しかし、その更生ポイントに気づくにはトレード等による「環境の変化」が必要かもしれない。

清宮幸太郎と村上宗隆の決定的な違い(まとめ)

将来性あるスラッガーとしてプロ入りした日本ハムの清宮幸太郎とヤクルトの村上宗隆の間に、現在は大きな差がついてしまっている。

清宮幸太郎が村上宗隆のように成長して活躍できないのはなぜか、またその差が埋まらないとすれば、2人の間の決定的な違いは何かを分析してみた。

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