異例の6月中の梅雨明け、記録的な連日の猛暑からエアコンの稼働が欠かせなくなっています。
エアコンをフルに使うようになると気になるのは電気代です。
エアコンを使いながら電気代が劇的に下がる方法を伝授します。
また、つけたり消したりを繰り返すよりも24時間つけっぱなしが有効かどうかも検証してみました。
電気代が劇的に下がるエアコン節電術伝授!
フィルター掃除で5~10%電気代節約
エアコンのフィルターを掃除するだけで電気代を5~10%節約できることは意外と知られていません。
そもそも、パネルを開けてフィルターを自分で掃除しなければならないことを知らない人もいます。
当然、これまでやってみたことがないという人たちは、フィルターの掃除をやってみるだけで電気代が劇的に下がります。
肝心のやり方ですが、
- 塩面のパネルをパカっと開ける
- フィルターを取り外す
- 掃除機で埃を吸う
- 水洗い
- 陰干し
- フィルターをつける
また、空気清浄フィルターを使用している機種の場合は、エアーフィルターに取り付けされている空気清浄フィルターを外してから手入れをする。
やってみると分かりますが、冷え方も良くなる上に、電気代も節約できます。
10%節電に必要なエアコンのメンテナンス
シャープの広報担当者に取材したところ、フィルターを掃除することで得られる節電効果や、月々どれくらいの電気代節約に繋がるかは、エアコンの型番などによって違ってくるため一概には言えないものの「フィルターにほこりが詰まった状態で運転した時、電気代が約5~10%ムダになる可能性がある」という。
引用元:ヤフーニュース
つまり、フィルターを掃除するだけで、5~10%の電気代を節約できることになります。
フィルターに埃がたまって電気代が余計かかるのを防ぐために水晶されるのは、「2週間に1度」のフィルター掃除です。
フィルター自動掃除運転を使用している場合や空気清浄機能付きエアコンを使用している場合は、6カ月に1回はフィルターを外して汚れを確認し、汚れがあった場合は手入れをすると良いということです。
細かい掃除の方法は取り扱い説明書や各メーカーのサイトを参照するのがおすすめです。
24時間つけっぱなしは有効?
エアコンは24時間つけっぱなしが有効?
「エアコンで節電したいならば、こまめにつけたり消したりするよりも24時間つけっぱなしが良い」という見解はSNSでも良く見ます。
パナソニックの公式WEBサイトでは次のように説明しています。
「エアコンの節電で気をつけたいのは、電源をこまめにオン・オフしないこと。エアコンが電力を多く消費するのが起動時だからです。なので、30分程度部屋を出る際などにいちいち電源を切らず常時つけておくのは有効ですが、長く家を空けるときは電源をオフに、タイマーもうまく活用して必要な時間だけエアコンを利用してください」
例えば30分~1時間以内で外出から戻る場合は、つけっぱなしが有効、それ以上の外出時は電源をオフにしたり、タイマーを有効活用すると良いことが分かります。
また、「風向き」も重要だといい、冷気は下にたまるため、冷房時は風向きを水平に保つことで、電気代を抑え室内の温度ムラ解消につながるといいます。
また、2週間い1度のフィルターの掃除節電に有効であることはパナソニックの公式webサイトでも明記されています。
重要な環境設定や温度設定
エアコン作動時に一番多く電力を使うため、スイッチオンの前に窓を開けて熱を外に逃がすことも無駄な電力消費防止に有効です。
音戸町節も節電に有効で27度を28度と、1度高く設定するだけで10%の電気代節約につながるといいます。
夏場は窓にカーテンやブラインドをすることで約5%の省エネ効果があるともいいます。
2022年は電気代の値上げ、観測史上初めての6月の梅雨明け、そして真夏と変わらぬ連日の猛暑といった試練に見舞われています。
熱中症予防のためにエアコンを有効活用しながら、一方では節電対策も考え、今からでもできることを積み重ねていく必要があります。
電気代が劇的に下がるエアコン節電術/24時間つけっぱなしは有効か節電対策を考える(まとめ)
これから真夏にかけて欠かせないエアコンを稼働させながら節電効果も期待できる手法として、フィルターの掃除を中心にまとめました。
また、エアコンを稼働させるにあたって24時間つけっぱなしが有効かどうかは状況によること、その他、エアコンを使いながら節電できる有効な方法をまとめました。