吉田正尚 四番を1年目で打てる理由!レッドソックスの評価はなぜ高い?

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1年目でレッドソックスの四番 吉田正尚

WBCでは侍ジャパンを世界一に導いた立役者として吉田正尚の名前を挙げる人も多くいます。

大谷翔平ほど目立たず、MVPも胴上げもなかったが、それに匹敵するという評価もあります。

メジャーでは日本人野手の活躍と評価は投手に比べていまひとつですが、吉田正尚が入団1年目から四番を打てるのは何故かを分析しました。

また、レッドソックスが吉田正尚を高く評価するのは何故かを分析し、今シーズン、どの程度の成績を残すかを予想してみました。

吉田正尚 四番を1年目で打てる理由!

吉田正尚はWBCで「日本の4番」として世界一に貢献した勢いそのまま、レギュラーシーズンが始まってもメジャーの4番として実力を発揮しています。

オリオールズとの開幕3連戦、吉田正尚は全試合に4番でスタメン出場。初戦でいきなりマルチ安打&初打点をマークすると、日本時間3日の3戦目も2安打2打点の活躍。打率.308、出塁率.400と好スタートを切り、得点圏でも6打数2安打3打点と勝負強さも見せています。

日本では「四番バッター」には特別の重みがあり、チーム内で誰もが認める実績を積み重ねていかないと、なかなか四番を任せられることはありません。

しかし、メジャーでは日本ほど「四番」を特別視しないというのが、吉田正尚がメジャー入団1年目から四番を打てる理由となっています。

全米一のバッターという評価のエンジェルス トラウトも四番ではなく二番や三番を打つことが多いように、米国チームでで最高評価のバッターが四番を打っていないケースは多々あります。

従って、レッドソックス入団1年目の吉田正尚に対する評価もチームでは2・3番目のバッターという位置づけになるでしょう。

しかし、それでも、レッドソックスの吉田正尚に対する評価の高さは疑いなく、具体的な評価ポイントについても次項で展開します。

吉田正尚へのレッドソックスの評価はなぜ高い?

おそらく、日本のファンが想像しているよりも、吉田の評価は高い。 「日本で三振が多い打者は、こちらに来るとさらにその数が増える傾向がある。しかし、コンタクトがうまく、日本でも三振が少なかった選手はこちらでも同様の結果が出せる。高い出塁率もキープできる」  吉田の代理人を務めるスコット・ボラス氏は、吉田について聞かれるとそうアピールした。 「いま、多くのチームがリードオフマンを探しているので、彼のような選手に対する需要は高い」

引用元:ヤフーニュース

2022年ポスティングシステムを利用してメジャーに移籍した吉田正尚に対する評価の高さと評価ポイントも上記の吉田の代理人の話しから解明できます。

メジャーに行ってから出塁率の高さで評価の高かった青木宣親のようなリードオフマンを探すチームが吉田正尚を高く評価します。

コンタクト率が高いことに関しては 「吉田のスイング軌道は、向かってくる球の軌道との一致率が高い」という評価もメジャー数球団が持っています。

吉田正尚の打ち方はそれだけ時代のトレンドにマッチし、高評価につながっていると言えます。ヤンキース、ブルージェイズ、マリナーズなどが特に吉田に興味を示していました。

入団前は、レッドソックスは吉田に高い契約金を払い過ぎだと球界のあちこちから批判されていました。

『ミートと出塁する力はあるが、パワーは疑問。守備と走塁もパッとしない』と信じる向きも多かったからです。

 吉田は昨年12月、Rソックスと5年総額9000万ドル(約122億円)で契約しましたが、その他の球団の評価は概ね半額以下でした。

これに対してレッドソックスは吉田の日本時代からの愛称である『マッチョマン』という愛称にも着目し、日本ではキャリアを通じて長距離砲としての力も見せてきたことを表ⓚあしています。

昨季は21本、2019年はキャリアハイの29本を放っている数字ももちろん評価し、際立ったパワーヒッターではないにしても中軸を打てる力は評価していたのです。

2023年の開幕3試合で打率.308、4安打、3打点、出塁率.400、OPS.708と高いアベレージでメジャー1年目のスタートを切った吉田は、先に行われたWBCでは大会史上最多13打点を記録する無双の活躍で知名度を上げています。

アメリカン・リーグの打撃タイトル候補者を見ると、昨季リーグ新記録の62本塁打を放ったアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)、ヒューストン・アストロズの主砲ヨーダン・アルバレス、WBCアメリカ代表としても活躍したティム・アンダーソン(シカゴ・ホワイトソックス)ら豪華メンバーの中に、吉田が名を連ねていた。

吉田は首位打者候補として選出されており、その理由に、「イチロー・スズキ(当時シアトル・マリナーズ)が日本からやってきて、1年目の2001年には打率.350という“新人”として首位打者に輝いたのは今から22年前のこと。マサタカ・ヨシダが、イチローと同じことができないと言えるだろうか」と記し、NPB時代と同様メジャーの舞台でもヒットを量産したイチローと同じような成績を吉田が残せると太鼓判を押した。

さらに、NPB時代のデータを同メディアは引用しながら、「ヨシダは過去5シーズン、いずれも打率.321以上を記録し、2020年には打率.350に達する」と説明。加えて、「ヨシダは三振もほとんどなく、これまでの規定打席のうち10%未満しかしていない」と三振が少ない点を強調する。

同メディアは、「ボストンの新しい外野手は、MLBデビューシーズンで最高のアベレージヒッターの1人となることが予想される。打率は3割以上の可能性が非常に高いので、これよりもっと高く評価したくなる」と吉田へ大きな期待を寄せて記事を締めている。

引用元:THE DIGEST

米老舗スポーツメディア『Bleacher Report』は開幕3連戦を終え、早くも今シーズンのMLB打撃タイトルを予想した記事を配信し,打率.350でイチローと同じ成績とか、首位打者という可能性に言及しているのは事実です。

吉田正尚 四番を1年目で打てる理由!レッドソックスの評価はなぜ高い?(まとめ)

WBCでは侍ジャパンの四番として世界一に貢献し、シーズンが開幕してからも好調をキープする吉田正尚が四番を1年目で打てる理由に言及しました。

メジャーで候補にあがった球団よりもレッドソックスが吉田正尚を高く評価した理由と評価ポイントについても現キュしました。

最後に、開幕三試合を終えた時点で、アメリカのメディアが吉田正尚の活躍をどのレベルと予想しているかを紹介しました。

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