女子柔道選手の出口クリスタへの視線が熱い!
二重国籍の立場でなぜカナダ国籍を選ばなければならなかったかの心境をテレビ番組で告白したからである。
出口クリスタ選手は日本生まれの日本育ち
出口クリスタ選手は1995年生まれの24歳のアスリートで日本生まれ日本育ちの女子柔道家である。
名前もエキゾチックだが、カナダ人の父親と日本人の母の間に生まれたハーフだ。
最初は護身術として柔道を教わったのがきっかけで、適正があったのか虫が好いたのかメキメキと頭角を表わし、小学生の頃から男子もかなわないくらいの腕前を発揮し始める。
長野県塩尻市生まれの出口クリスタは高校も松商学園に進学し、高1で何と全国制覇を成し遂げ頂点に上り詰める。
その後も日本で柔道を続け、2016年までは日本の指定強化選手だった。
しかし、2年前、カナダ代表のコーチから誘いがあり、父の祖国であるカナダの代表に転身することを決意する。
2019年月にはグランプリ(GP)モントリオールで優勝し、これで国際大会4連勝し、グランドスラムを達成した。
現在は、世界ランク2位にステージも上がって、東京オリンピックの金メダルを夢見、目標にして練習に励んでいる。
その出口クリスタ選手は、3月15日(月)フジテレビの番組「ジャンクスポーツ」のインタ-ナショナルアスリート集合という企画に出演して、二重国籍だった立場でなぜ日本国籍を捨て、カナダ国籍を選んだかの苦渋の決断について語った。
出口クリスタ選手の苦渋の決断
当然、日本生まれの日本育ち、入門からじぶんを育ててくれた日本柔道には少なからず恩義を感じていたし、柔道の奥義を窮めるには日本で頂点に立つ必要も感じていた。
しかし、出口クリスタの所属する女子57キロ級にはライバルが多く、日本代表で長城を極めるのは至難の業だった。
メンタル面でも「お家芸」とか「芸道」とか日本人ネイティブと同じメンタリティーで頂点に立つことはできるのかも悩みの種だった。
その点、カナダの柔道の世界にはメンタル的に気楽にやれる環境があり、優勝して当たり前の日本柔道とは違う、自分の能力を存分に発揮できる雰囲気も感じてカナダ国籍に気持ちが傾いた。
カナダ人の柔道やってる人の9割がカナダ代表としてやることを薦めるのにも心が動いた。
そして、22歳までに二重国籍を捨てて、日本かカナダのどちらを選ぶかを決めなければならない苦渋の決断の中で、彼女が選択したのはカナダ国籍だった。
出口クリスタ選手に関するツイッタ-投稿記事
出口クリスタは東京五輪に出たい。カナダ柔道に出会い新境地を開拓。|Number Web
超プラス思考なんです。それが私の性分にウマが合ったというか。今これだけ結果が出てるのも、技術面よりも、メンタル面のほうが大きいと思います。#柔道 #出口クリスタ https://t.co/4Pt08OMI6z
— 柔道ジャーナル (@JudoJournal) March 15, 2020
【柔道TV情報】
「インターナショナルアスリート集合!様々な困難を告白」ジャンクSPORTS
3/15(日)19時~ フジテレビ
✅https://t.co/pAs1bmvMff日本で生まれ育った美人柔道家がカナダ国籍を選んだ理由!苦労人・闘莉王が両親に規格外のプレゼント…#柔道 #出口クリスタ pic.twitter.com/QY6RAV3zq5
— 柔道ジャーナル (@JudoJournal) March 14, 2020
女子柔道の
出口クリスタ選手が
生田斗真に見えて
好きになったwww pic.twitter.com/5lg1oN0PEj— にゃー༺༻ちょりぞう (@Anniversary029N) March 16, 2020
まとめ
カナダ代表女子柔道選手の出口クリスタが3月15日(日)フジテレビのジャンクスポーツに出演して、二重国籍だった立場からなぜカナダ国籍を最終的に選択することになったのか、苦渋の決断の胸中を告白した。
もともと日本生まれ、日本育ちであり、日本への強い愛着ももちながら、現在は東京オリンピックで金メダル取得という夢の実現に向けてトレーニングに励んでいる。